ブロアーの値段に関して

長年浄化槽を利用していると、さまざまなトラブルが発生することがあります。もちろん、法定検査をはじめとした定期的な点検や清掃が欠かせないわけですが、それでもブロアーが動かなくなったとか、異常な音がするなどのトラブルが発生した時に修理を依頼すれば、部品の交換をすすめられることもあるでしょう。

ただ、部品を変更しても、元々の性能を取り戻すとは限らず、ブロアーの寿命を考えれば、ブロアーそのものの購入も視野に入れて対処してはいかがかと思います。

もちろん、部品の交換だけで済ませたいという方も多いと思いますが、その部品自体の値段も決して安いものではなく、修理工賃の値段も含めて新品のブロアーの値段と比較しても、新しいブロアーへの購入をおすすめしたいと思います。

ただし、交換となればできるだけ安い値段で購入したいと思うはずです。そして、値段だけで選んで失敗するケースもあります。

たとえば、ブロアーの値段ランキングだけで選ぶとすれば・・・

1位はネット通販ではないでしょうか。ネット通販であれば、手ごろな値段のブロアーが他機種掲載されているでしょう。ただ、デメリットを挙げると、浄化槽の多様化ということもありブロアーの種類がたくさんあり選ぶのが大変であるということ、また自分で取付けるスキルが必要であり、特に2口タイプのブロアーの場合は散気と逆洗の向きに注意しタイマー設定が必要となります。

そして値段ランキングの2位はホームセンターかもしれません。ただ、ホームセンターでブロアーを選ぼうとしても、1口タイプの風量の小さいタイプしか置いていないことが多く、その他のタイプは取寄せとなり店員に知識があまり無かったり、自分で取付けるスキルが必要などのデメリットがあります。

そして、3位は浄化槽点検業者ということになりますが、なにより値段が高額であるということがデメリットかと思います。

そういったことを考えると、ブロアーの交換を行う場合は値段の安さももちろんですが、迅速な対応ができるブロアー交換の専門業者を選ぶという方法が1番かもしれません。

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