ブロアーの故障
ブロアー故障
地域全体で下水道の普及に至っていない所もあるでしょうし、ちょっと離れた場所にある住宅1軒だけが浄化槽を利用しているというケースもあると思います。千葉や埼玉など東京近郊でも、下水道の普及率が100%ではありませんし、全国的に見れば、いまだに下水道が完備しているのは50%程度という地域もあります。
また、周囲に住宅が少ないために下水道が近くまで来てないとか、市街地から離れた田畑の一部に家を新築して、浄化槽を設置するというケースもあるでしょう。
そして、下水道の場合は個人的に点検や修理を行う必要はありませんが、浄化槽の場合は、ブロアー故障などに備えて、日頃からの保守管理が必要となります。もし、ブロアー故障が発生すれば、浄化槽の機能が低下してしまい、詰まりや悪臭、そして異音が発生することもあります。
たとえば、洗面台や風呂場の排水管からの臭いが気になり始めたら、ブロアー故障を疑ってみるべきでしょう。もちろん、悪臭の原因がブロアー故障によるものとは限りませんし、排水管の詰まりが悪臭の原因になっていることも多いようですが、ブロアーが動いていないのであれば、ブロアー故障は間違いないはずです。
また、ブロアー故障は浄化槽周辺の音からも判断できる場合があります。たとえば、今までとは違った音がするようになった時も、ブロアー故障の可能性があります。ブロアーは停止する前に音が大きくなる傾向がありますので、普段からブロアー周辺を見回るなどして、いつもと違う音がしていればブロアー故障かもしれません。
浄化槽が問題なく機能を果たすには、ブロアーなどが順当に動いてくれる必要がありますので、ブロアー故障は浄化槽にとって致命的とも言えるでしょう。ブロアー故障によって浄化槽内に酸素が送り込まれなくなれば、浄化槽内の微生物の働きが弱まったり、場合によっては微生物の死滅により汚水の処理ができなくなります。そのために臭いや音の変化を確認するなどして、ブロアー故障の可能性があれば、ブロアーの交換を考えてはいかがでしょうか。
浄化槽は古い機種ですともともと間違ったブロワーが付いている場合が散見されます。
したがって、浄化槽用ブロワーをご自分で交換される際は、現在ご自宅に埋設されている浄化槽機種に適合したブロワーを選定する事が大事となります。
※購入後に代金が無駄になってしまわないようにお気をつけ下さい。
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