ブロワー故障

たとえお住まいになっている地域で公共下水道が普及していったとしても、敷地の問題や建物が古いことなどが理由で、下水道工事をしないまま浄化槽を利用しているケースもあるかと思います。そして、浄化槽の場合は個人が責任をもって管理する必要がありますので、浄化槽が異常な事態にならないように清掃を業者に依頼したり、保守管理会社に浄化槽の点検を委ねる必要があります。

たとえば、浄化槽はブロワー故障が起こることもあり、ブロワー故障は生活排水やトイレの汚水の処理低下に直結することであり、まずはブロワー故障を起こさないようにすることが大切です。

そのためにも法定点検をはじめとする保守点検や、定期的な清掃が必要となるわけですが、日常的にもブロワー故障の前兆とも言える異様な音や悪臭の発生なども見逃さないように注意を払う必要があるでしょう。もちろん実際にブロワー故障が起こった場合には、周囲を点検すればモーターがまったく動いていないことに気付くこともあります。

そして、ブロワー故障が起こった場合には、故障部分の修理や部品交換という流れになるかもしれません。ただ、修理や部品交換でブロワー故障が改善したとしても、ブロワー自体の寿命もあり、ブロワー故障を繰り返してしまうこともないとは言えません。

寿命が近付いている場合、いつブロワー故障が起こっても不思議ではないでしょうし、実際にブロワー故障が起こってすぐに修理を依頼しても、部品の取り寄せに時間がかかったり、部品代と修理にかかる工賃も決して安いものではありません。

そういったことを考えても、ブロワー故障の修理を依頼するか、それとも新しいブロワーに交換するか、検討する価値は十分ではないかと思います。

さらに、何年も前に製造されたブロワーであれば、ブロワー故障が新品のブロワーに交換するタイミングなのかもしれません。

そして、ブロワー故障を機に新しいブロワーに交換して、快適な生活を維持していただければと思います。

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