合併浄化槽微生物

合併浄化槽の微生物に関して

水道の蛇口をひねれば、そのまま飲めるきれいな水が出てくるわけですが、それは上水道が完備しているからです。もちろん、井戸水を利用しているというお宅もあるでしょうが、いずれにしても口にする水については、誰もが関心をお持ちかと思います。では、使用した水の処理については考えたことがあるでしょうか。

たとえば、台所からの排水、風呂場や洗面台からの排水、洗濯機からの排水と、排水された水がどのように処理されているかは、あまり考えたことはないかもしれません。

ただ、排水の処理が浄化槽で行われている場合は、その仕組みを知ることが、浄化槽のメンテナンスを考える上で重要になってくるでしょう。

実は、浄化槽の中には合併浄化槽微生物が存在して、合併浄化槽微生物の性質を利用することで、トイレや台所や風呂場からの排水を汚れの少ない水の変えることができます。

その合併浄化槽微生物として、好気性微生物と嫌気性微生物が存在するわけですが、好気性微生物は空気を好む合併浄化槽微生物であり、もう一方の嫌気性微生物は空気を嫌う合併浄化槽微生物ということになります。その空気を嫌う合併浄化槽微生物は、汚水の中の有機物を分解する役目を担い、さらに空気を好む合併浄化槽微生物の働きによって、汚水と空気を触れさせることで、汚水を浄化していきます。

つまり、空気を好む合併浄化槽微生物と空気を嫌う合併浄化槽微生物のそれぞれの役目を利用して浄化を行っているため、どちらかが役目を果たせなくなると、浄化槽内での汚水の処理がうまくいかずに、トラブルが発生することになります。

そのため、浄化槽維持管理及び清掃業務を行う上で、浄化槽内部の調整や余剰汚泥、スカムの除去は大切な作業であると言えるでしょう。

そして、好気性微生物と嫌気性微生物の二種の合併浄化槽微生物が死滅することがないように保守管理が必要ですが、特にブロアーの故障等で十分な酸素が供給されない場合は、浄化槽の機能が停止してしまいますので、ブロアーの交換を検討することをおすすめいたします。

浄化槽は古い機種ですともともと間違ったブロワーが付いている場合が散見されます。
したがって、浄化槽用ブロワーをご自分で交換される際は、現在ご自宅に埋設されている浄化槽機種に適合したブロワーを選定する事が大事となります。
※購入後に代金が無駄になってしまわないようにお気をつけ下さい。

 ⇒ ⇒ ⇒ 当店ご利用で、そういった心配は無くなります。

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