浄化槽in川口市

昭和8年に市制が施行された川口市ですが、市制後かなり早い時期に下水道工事に着手したこともあり、川口市の下水道普及率はかなり高いものとなっているようです。

ただし同じ川口市であっても、荒川流域の下水道整備状況と、最終的に中川で下水が処理されている地域の整備状況とでは、かなり差があるようです。

そのために、川口市の一部では、まだまだ浄化槽を利用しているご家庭も多いかと思いますが、それでも単独処理浄化槽や汲み取りから合弁処理浄化槽への転換に対して補助金を交付したり、浄化槽の日常的な管理や定期的な点検・清掃への注意を促す取り組みも行っているようです。

確かに、今までは何の問題もなく浄化槽で生活排水やトイレの汚水が処理されていたはずなのに、これまでとは違った音がするようになったとか、異臭が強くなったことなどに気付けさえすれば、突然浄化槽が動かなくなり不便が強いられることもないでしょう。

そのための点検であり清掃でもあるわけですが、日常的にも浄化槽の周囲を見て回ることをおすすめいたします。たとえば、浄化槽から泡が出ていたり、浄化槽の蓋が割れたり亀裂が入っていることに気付けば、早めに対応することができます。

また、浄化槽を利用するにあたって、いくつもの利用上の注意があると思いますが、川口市でもトイレにはトイレットペーパー以外の物を流さないようにとか、浄化槽の微生物を死滅させないための薬品選びや洗剤の使用量などといった正しい浄化槽の使い方をホームページに掲載しているようです。

そして、もし浄化槽が故障した場合には、どういった対応を取ればいいのかを知っておくことも必要かもしれません。はたして壊れた部分を修理することで、以前と同じような浄化槽の処理能力を引き出せるのか、再び同じような故障が起こらないのかなどを考えれば、浄化槽自体の交換も視野に入れる必要があるでしょう。

特に浄化槽ブロワーの寿命を考えれば、新しいブロワーに交換することで、安心して浄化槽を利用し続けることができると思います。

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