浄化槽の悪臭
浄化槽の悪臭
長く浄化槽を利用されているご家庭で、トラブルが発生したことはないでしょうか。たとえば、浄化槽から悪臭が発生し、しかもご近所からの苦情で浄化槽の悪臭に気付いたということがあるかもしれません。
浄化槽の悪臭は定期的な点検及び清掃を怠ることで発生することも多いのですが、そのほかにもさまざまな原因が考えられます。実は、浄化槽を住宅の裏側に設置した場合、浄化槽の蓋が割れるなどして浄化槽の悪臭が発生していても気付かないこともあるようです。
ところがその浄化槽の悪臭が家の裏に接したお宅に届くこともあり、指摘されて初めて浄化槽の悪臭に気付くということもあるようです。浄化槽の蓋は、浄化槽の悪臭が外に漏れないように比較的密閉性の高い物が使われているわけですが、老朽化や地震の後、さらに常に浄化槽の蓋の上に車のタイヤが乗るような状態であれば、蓋にひびが入ることもあり蓋の点検を行う必要もあるでしょう。
また、浄化槽の悪臭は、浄化槽用のブレーカーを切ってしまうことで発生することも多く、できれば空き家の状態でも浄化槽用のブレーカーは切らないことが望ましいようです。
たとえば、長く不在にするために浄化槽用のブレーカーを切れば当然ブロワーが止まり、酸素が送られなくなるために微生物も生きていられなくなります。
そして、微生物が死滅することで浄化槽の悪臭の発生につながることがあります。賃貸物件の空き家などでも浄化槽の悪臭を防ぐのであれば、浄化槽用のブレーカーを切らない方がいいのではないでしょうか。
長く不在にする際は浄化槽内の汚泥やスカムをきれいに汲取り、適正水位まで水を張りブレーカーを落とせば安心です。次回使用の際はブレーカーを入れ、ブロワーが稼働してから槽内の微生物が生成されるまでしばらく時間がかかります。(必要に応じて微生物の生成を促す種付剤を点検業者様に投入してもらいましょう。別名シーディングとも呼ばれております)
ただ、浄化槽用のブレーカーも入った状態で蓋に異常がないとすれば、浄化槽の悪臭の原因として考えられるのは、ブロワーの故障ではないかと思います。
ブロワーが故障している場合は、浄化槽の悪臭だけでなく異常な音がしたり、逆にブロワーが動いているような音の気配がまったくしないこともありますので、早急に点検して対応する必要があるでしょう。
そして、その対応の方法としては、ブロワーの故障修理という手もありますが、寿命や処理能力を考えるとブロワー交換がベストかもしれません。そして、浄化槽の悪臭や異常音に気付いた時は、浄化槽ブロワー交換駆け付け隊にご相談ください。
※プチ情報※
いろいろなお客様とお会いしていると、浄化槽は全く臭わないとカン違いしている方がいらっしゃいます、でもそう思っちゃいますよね。
浄化槽は汚物を浄化槽内で物理的・生物学的・科学的に少しずつキレイにしていく装置です、ですから汚物が入った1槽目は臭気が発生してます。
点検業者様に適正に管理していただき、全体的に臭気を抑えることが大事なのです。ですが、人の感じ方はさまざまです。私は臭わないけど… ご近所の方は臭い。なんてこともよくある話でございます。
浄化槽は古い機種ですともともと間違ったブロワーが付いている場合が散見されます。
したがって、浄化槽用ブロワーをご自分で交換される際は、現在ご自宅に埋設されている浄化槽機種に適合したブロワーを選定する事が大事となります。
※購入後に代金が無駄になってしまわないようにお気をつけ下さい。
⇒ ⇒ ⇒ 当店ご利用で、そういった心配は無くなります。
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