性能評価型浄化槽

性能評価型浄化槽

かつて浄化槽と言えば、トイレの汚水だけを処理するための設備だったわけですが、現在はトイレの汚水だけでなく生活排水すべてを処理できる合弁処理浄化槽が設置されるようになりました。

そして、その合弁処理浄化槽に大きな変化が現れたのが、性能評価型浄化槽の認可ではないでしょうか。

実は、合弁処理浄化槽の場合、その処理方式として構造基準方式(旧構造基準、新構造基準)と性能評定方式に分類されることになり、構造基準方式(旧構造基準、新構造基準)は、基本的にどのメーカーの浄化槽であっても構造が同一ということになります。

一方、性能評定方式の場合は、定められた性能をクリアーできていれば、自由な構造や寸法で設計ができることになります。

そのため現在では、以前よりも小型で工事がしやすい浄化槽、つまり性能評価型浄化槽が主流を占めているわけです。

浄化槽を設置しようにも敷地に余裕がないために諦めていた住宅でも、性能評価型浄化槽であれば設置が可能というケースは多いはずです。

また、性能評価型浄化槽は小型であることから、残土処理の量も少なくて済み、工事もしやすく工事期間も短縮できるでしょう。

工事期間は水の使用が制限されることもあるでしょうが、性能評価型浄化槽の設置工事であれば比較的不便は感じないかもしれません。

ただし、性能評価型浄化槽にも難点がないわけではありません。

たとえば、性能評価型浄化槽の場合、各浄化槽メーカーでさまざまな大きさや構造の浄化槽を作ることができるわけで、浄化槽の状態を適正に保つ役割を担う浄化槽点検業者は、多種にわたる性能評価型浄化槽の知識が求められることにります。

新しい性能評価型浄化槽が登場すれば、さらに新たな知識を得なければならないでしょう。

また性能評価型浄化槽は構造基準方式の浄化槽と比較して、小さく作られているために、くみ取り回数が増えたり、容易に修理が出来ない等のデメリットもあると言えるでしょう。

そのために、性能評価型浄化槽が故障した場合、やはり修理よりも交換を望む方が増えているようです。

浄化槽は古い機種ですともともと間違ったブロワーが付いている場合が散見されます。
したがって、浄化槽用ブロワーをご自分で交換される際は、現在ご自宅に埋設されている浄化槽機種に適合したブロワーを選定する事が大事となります。
※購入後に代金が無駄になってしまわないようにお気をつけ下さい。

 ⇒ ⇒ ⇒ 当店ご利用で、そういった心配は無くなります。

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